健康レシピ
お餅の新しい食べ方です 野菜たっぷりお餅ピザ
カリカリ、ふんわり、新しい食感!
鏡餅やお雑煮などお正月に欠かせないお餅。それだけに、三が日を過ぎると食べるのも飽き、残ってしまう食材です。焼き餅やきなこ餅などの定番の食べ方もいいですが、たまにはちょっと変わった料理で変身させてみましょう。お餅はGI値が高い食品ですが、食物繊維を含む野菜や、お酢と一緒に摂ることで、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できるといわれています。
材料(1〜2人分)
切り餅 | 2~3個 |
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ピザソース | 大さじ1 |
ブロッコリー | 1/4株 |
ミニトマト | 5個 |
マイタケ | 少々 |
ベーコン | 1/2枚 |
ピザ用チーズ | 50g |
サラダ油 | 少々 |
作り方
1. ブロッコリーは小さめの房に、ミニトマトは半分に、ベーコンやマイタケは食べやすい大きさに切る。
2. 餅は厚さを1/2~1/3にスライスする。※包丁を熱湯に浸して温めると、スライスしやすくなります。
3. フライパンを熱し薄くサラダ油を引き、1の餅をくっつけて並べる。
4. 餅が膨らんできてくっついたら表裏を返し軽く焼く。
5. ピザソースを塗り、1をトッピングする。
6. ピザ用チーズをかけ、オーブントースターで3~4分。チーズがとけて軽く焦げめがついたらできあがり。
裏ワザ!電子レンジでもOK
フライパンではなく電子レンジを使う場合は、厚さを1/2~1/3にスライスしたお餅をさっと水にくぐらせて耐熱容器に並べ、ラップをせずに600wで2分30秒~3分温めてください。お餅が膨らんでくっつき、一枚の生地状になればOKです。食材のお話:お餅
血糖値の上昇をゆるやかにする食べ方で
今月の特集でもGI値について触れましたが、お餅はそのまま食べるとGI値が高い炭水化物です。とくにお汁粉やお雑煮などやわらかく煮込んだ料理は消化が良い分、GI値も高め。しかしながら、食物繊維や酸味と一緒に食べることで、GI値を低く抑えることができるといわれています。お雑煮は野菜たっぷりにしたり、焼き餅には海苔を巻いたり、きなこをまぶしたりするのがおすすめ。また、GI値の高い食品と酸を含むものを一緒に摂ると、炭水化物の分解速度が遅くなって血糖値の上昇が緩やかになります。
料理のお話:表面カリカリ中ふんわり
鏡開きにもおすすめ!
お餅をきっちり並べて焼くと、ふくらんでくっつきます。表面をカリッと焼いてピザ生地に見立て、野菜やベーコンをトッピング。あとはチーズをかけてオーブントースターで焼くだけです。お正月明けの残ったお餅に野菜は冷蔵庫の残りものを片付ける気持ちで、なんでも乗せてみましょう。なるべく火が通りやすいように、小さめに切ったり薄くスライスしたりするのがコツです。