健康レシピ
身体を温めるスパイスや香味野菜を使って「スパイシーチキンのトマト煮」
材料(4人分)
鶏手羽先 | 8本 |
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たまねぎ | 1個 |
ピーマン | 2個 |
しょうが | 1かけ |
にんにく | 1かけ |
サラダ油 | 大さじ1 |
トマト水煮缶 | 1缶 |
塩 | 少々 |
<合わせスパイス> | |
シナモン | 小さじ1 |
ガラムマサラ | 小さじ1/2 |
クミンシード | 少々 |
荒挽き黒こしょう | 小さじ1/2 |
作り方
1. 手羽先は合わせスパイスをまんべんなくまぶし、10分ぐらい置く。
2. たまねぎ、ピーマンは粗いみじん切りにする。
3. しょうがとにんにくはみじん切りにする。
4. フライパンにサラダ油と3の刻んだしょうがとにんにくを入れて弱火にかける。
5. 香りがたってきたら、火を強め1の手羽先を入れて両面にこんがり焦げ目をつけて取り出す。
6. 手羽先を取り出したフライパンに2のたまねぎとピーマンを加えいためる。
7. たまねぎがしんなりしてきたら手羽先を戻し、炒め合わせる。
8. トマトの水煮を手でつぶしながら加え、全体を混ぜる。
9. ふたをして、水気が少なくなるまで煮込む。
10. 塩少々で味を調える。
スパイスの力で体ポカポカ
スパイスといえば、辛味を思い浮かべる人も多いと思いますが、味をプラスする以外にもいろいろな働きがあります。昔から薬のように珍重されてきたものもたくさんあり、実は昔から薬のように珍重されていたものも多いのです。今でも漢方薬として使われているものもあり、そのひとつが、身体を温める作用。シナモンやこしょう、山椒などはとくに知られています。
食材のお話: シナモン
身体を温める作用と甘い香りのスパイス
日本名は「桂皮」。樹の皮を薄く剥いだもので、くるくると丸めたものや粉ものもなどが出回っています。アップルパイなどの香り付けやシナモンティーなどでおなじみのように、甘い香りはスイーツや飲み物などにも合います。シナモンの中に含まれるシンナミックアルヘヒドという成分は、手足の血管を広げる作用があり、冷え性や肩こりなどの症状をやわらげるといわれています。風邪の引き始めなどにもおすすめなので、ちょっと寒気がするな、と感じたときには、紅茶やコーヒーにシナモンを加えて飲んでみてください。
「桂皮(ケイヒ)」は養命酒にも配合されています。
桂皮について、詳しくはこちら
http://www.yomeishu.co.jp/sp/
genkigenki/crude/080222/
料理のお話: スパイスとトマトで手羽先コラーゲンをたっぷり!
お肌にうれしい、コラーゲンがたっぷりの手羽先を使った料理です。合わせスパイスで下味をつけて、トマトで煮込むという簡単な手順。フライパンひとつでできあがります。大皿に盛り付ければパーティー料理にもなる、ちょっと豪華な見た目もポイント。クリスマスなどにおすすめです。たまねぎもピーマンも大きめのみじん切りにして、食感を残しましょう。また、スパイスは食べやすいように控えめな味付けにしています。お好みで量を加減したり、いろいろなものを加えてみたりして、楽しんでください。