東洋医学では女性は7年、男性は8年周期で体が変化すると考えられています。例えば女性は28歳をピークに、徐々に「エネルギー(気)」が減少していきます。そのため、若い頃と同じような疲労ケアを実践していても「疲労を解消する」どころか、「疲労を溜め込んでいる」状態になることも。例えば若い頃と同様に焼肉を食べてパワーをつけようとしても、反対に胃もたれを起こして元気がなくなったり、しっかり睡眠をとっているにも関わらず、目覚めたときに疲労感があったり……。一般に「疲れがとれる」と言われる疲労ケアも、40歳をすぎてからは全てが通用するとは限りません。
加齢に伴う体の変化は人それぞれなので、疲れの溜まり方やその取り方も異なります。例えばエネルギーが不足している状態で、体を鍛えるといった「攻め」のケアを試みても、逆にエネルギーを消耗するだけで、疲れを溜め込む原因に。一方でエネルギーの量は十分あっても、エネルギーの巡りが悪い状態で家でゴロゴロといった体をいたわる「守り」のケアをしても、エネルギーの巡りがさらに滞るだけで、疲労回復につながらないことも。
そのため体質にあわせて体の機能をいたわる「守り」と、ほどよく鍛える「攻め」を意識した疲労ケアが重要です。40歳以降の大人の疲れには、体の変化を把握し、疲れの原因にあわせた「守り」と「攻め」の養生で、溜まった疲れをしっかりリセットしていきましょう。
疲れのタイプに合わせて、必要な養生も変わってきます。7と8の節目年齢に備え、日ごろから自分の疲れに合わせた養生法を続け健康なライフサイクルを送りましょう。
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