「未病」は、古来中国から伝わる
予防医学の原点です。
「未病」という言葉は、今から約2千年前の中国の医学書「黄帝内経」に初めて見られます。この中では、病気になってからではなく、病気になる前の治療こそが重要だと書かれています。この考え方は現代医療でも取り入れられ、未病は「予防医学の原点」となっています。
健康を維持するには、
いち早く「未病」
の時期を捉え、
それを改善することが大切です。
いち早く「未病」
の時期を捉え、
それを改善することが大切です。
ほんの少しでも不調を感じたら、
それは未病の始まりです。
最近、何となく体がだるい、疲れやすい、体が冷えるとか、頭痛や肩こり、めまい、不眠といった体の不調を感じる自覚症状はありませんか?
もし、こうした体の不調を示す症状を自覚しているのに「健康診断の結果も悪くないし、忙しいからちょっと調子が悪いだけ」なんて、軽く考えているとしたら、要注意。病院の検査で異常が認められなかったとしても、こうした自覚症状があるということがすでに未病の状態です。未病の症状は人によってさまざま。少しでも調子がよくないと感じたら、それは未病の始まりなのです。
しかし、未病には、自覚症状がない場合もあります。健康診断などの検査結果で異常がわかってはじめて、体の不調に気付くこともあるからです。いずれにしても、未病と気付いたら、早めにケアをすることが、健康を取り戻すための重要なポイントです。
アンケート調査から多くの女性が
「未病を自覚」していることがわかりました。
30~50代の全国の女性1200人に、「健康と未病」に関するアンケートを行ったところ、8割を超える女性が、何らかの不調を感じており、未病を改善するために、さまざまな努力を行っていることがわかりました。