駒ヶ根工場敷地内にある「健康の森」は、豊かな清流・緑の木々、澄んだ空気が育んだ貴重な自然を多くの人々と分かち合う、癒しの森。
駒ヶ根工場で働くスタッフから、健康の森の自然をご紹介します。
クロモジは生薬名:烏樟(ウショウ)として、
養命酒の原料として使われています。
ここ健康の森では、早春を彩る代表的な花です。
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特に植えた訳ではありませんが、自然に生えて広がって来ました。
ここしばらくの雨続きで特に青々としていました。
作ろうと思ってもなかなかできるものではありませんが、見事です。
もったいなくて、ちょっと脇の方を歩いてしまいました。
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こちらは低木の「ニワトコ」です。
世界的なミリオンセラー小説(映画もシリーズ化)の中で、
魔法使いの少年が使う魔法の杖は、このニワトコの木なのだそうです。
(西洋ニワトコらしいです。)
葉っぱを千切ると独特の強い匂いがあります。
私はちょっと苦手かな。
お時間のない方は、さらっと車で一周できますよ。
道路沿いではもう山桜が咲き始めました。
構内に自生する山桜の仲間は主に、
「カスミザクラ<霞桜>(別名:ケヤマザクラ<毛山桜>です。
花は白~薄いピンク色です。
山桜の仲間なので、花と葉が同時に開きます。
新葉の色は黄緑~赤褐色と様々です。
ソメイヨシノの様に花は一斉には咲きません。
(ソメイヨシノは遺伝子が同じクローンであるため、
環境が同じだと一斉に咲きます。)
野生の桜は個性豊かです。
山桜の開花も今年は早いようです。
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↑ホッチキスと同じくらいの小ささ…手のひらサイズです。
3人で作れば、やはり個性が光ります。
性格が出るね~なんてお話をしながら、皆さんとリースづくりを楽しみました。
↑完成★★★
リースづくりのあとは、ゆっくりとカフェのとっておきスイーツをお召し上がり頂きました(^^)
お客様との会話も楽しく、あっという間の2時間でした!
ご参加いただいた2名様、ありがとうございました(^^♪
なお、今年はあと数回、『森のポストカードづくり』を行う予定です。
森の散策を楽しみながら、健康の森にある自然素材を使って
オリジナルポストカードを作ってみませんか?
ご興味のある方、是非1度ご参加ください\(^o^)/
満足していただけること、間違いなしです!
皆様のご参加お待ちしております♪
よく見ると、あちらこちらにありました。
でも、「フキノトウ」を「フキ」の花として見る人は少ないでしょう。
かくいう私も、すでに天ぷらやフキ味噌を頂きました。
春の花には黄色いものが多いような気がします。
こちらは「ダンコウバイ」です。
黄色が多いというよりは、冬枯れの森では黄色の花が良く目立ちます。
せっかく咲きは始めたのに、今日は、冷たい風に震えているようでした。
「ショウジョウバカマ」も早いものは、つぼみが開き始めていました。
来週は20℃超えの予報も出ていますので、
木々の芽も一気に膨らみそうです。
健康の森からの帰り道、正門の辺りで良く見えます。
これから少しずつ、春を感じるものが増えていきますね。
でも、まだまだ冬の仕事頑張ります。
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先日のブログ(1月5日)で書きました記念館周りの
森林整備がひと段落しました。
確かにすっきりしましたが、、、
木を伐りました、
木が無くなりました、
明るくなりました。
という単純なレベルのお話ではありません。
今ある木を伐って何を生かし、どのような森を作るのか、
ということなのです。
この場所はすでに5年程前に、生えていたアカマツを半分ほど
抜き伐りした場所です。当時どれだけ木が多かったことか、、、。
今回の伐採の目的は、
①写真中央に見える広葉樹「ウダイカンバ」をシンボルツリーとして生かすこと
②アカマツの下層にある広葉樹を育成して、アカマツ林から広葉樹林へ転換すること
です。
「ウダイカンバ」はシラカバの仲間で、カバノキ科の中では葉っぱが一番大きいです。
木工の世界では「マカバ」と呼ばれ、高級家具の材料としても使われます。
自然のもので建物の近くで見られる「ウダイカンバ」の大木は珍しいと思います。
アカマツの下層に生えている広葉樹としては、
高木類として、シラカンバ、カスミザクラ、ウワミズザクラ、
コナラ、コシアブラなど、
小高木としては、リョウブ、マルバアオダモ、エゴノキ、ズミなど、
低木類では、ネジキ、ナツハゼ、ノリウツギ、ヤマツツジ、
レンゲツツジ、コアジサイなどがあります。
上層のアカマツが無くなって、今後の成長が旺盛になると思います。
楽しみですね。