駒ヶ根工場では、「伝統と科学との融合」を合言葉に、14種類の生薬を原料として、長年の経験に裏付けされた技術によって養命酒を製造しています。さらに、全工程にわたって、独自の厳しい品質管理や作業基準を設けて、品質の安定化にも努力しています。原料や原酒の製造から、調製、びん詰め、包装などの生産に携わる担当者はもちろん、品質管理の担当者も含めたスタッフのたゆまぬ努力によって、養命酒の信頼と実績は今もなお、築きあげられています。
養命酒の原酒づくりはもち米100%の「みりん」を
造ることからはじまります。
原酒に用いる「みりん」は、蒸したもち米に麹(こうじ)を加え、
一定期間熟成させて造ります。もち米が麹の作用によって糖化して、
甘くまろやかな「みりん」になります。
養命酒の原酒づくりはもち米100%の「みりん」を造ることからはじまります。
原酒に用いる「みりん」は、蒸したもち米に麹(こうじ)を加え、一定期間熟成させて造ります。もち米が麹の作用によって糖化して、甘くまろやかな「みりん」になります。
生薬庫では、所定の処方にしたがって、
14種類の生薬を調整・配合します。
養命酒は長年の経験に基づいた独自の処方で生薬を配合しますが、
その考え方は2000年の歴史を持つ、漢方が基盤となっています。
原料である生薬がいつ、どこから入荷したものなのかを管理・保管し、
製造する毎に粉砕・袋詰めをします。
湿度大敵!しっかり管理が
大切なのです!
生薬は、最適な温度と湿度管理
そして厳しい目で保管されています。
駒ヶ根工場のパイプは
全て地面の中にあります。
生薬庫では、所定の処方にしたがって、14種類の生薬を調整・配合します。
養命酒は長年の経験に基づいた独自の処方で生薬を配合しますが、その考え方は2000年の歴史を持つ、漢方が基盤となっています。原料である生薬がいつ、どこから入荷したものなのかを管理・保管し、製造する毎に粉砕・袋詰めをします。
浸漬タンクに配合された生薬が入れられて、
生薬の成分が浸出します。
調合された生薬を原酒に浸漬し、循環させて有効成分を抽出します。
生薬によって抽出の速さが異なるため、
高度な技術と緻密な管理が必要となります。
各生薬の成分浸出度を調製するために
高度な技術と管理が必要ですが、浸出過程で
生薬相互の成分が結びつくために、
効果に特徴があるといわれています。
各生薬の成分浸出度の調整が、
養命酒の特徴を引き出します。
浸漬タンクに配合された生薬が入れられて、生薬の成分が浸出します。
調合された生薬を原酒に浸漬し、循環させて有効成分を抽出します。生薬によって抽出の速さが異なるため、高度な技術と緻密な管理が必要となります。
数十項目におよぶ厳しい規格により、
製品の安心・安全を科学的に守っています。
多くの工程毎に、独自の厳しい品質基準による
分析試験を繰り返し、品質管理を徹底して行います。
分析データも重要。ですが、
品質管理部門と現場の人々との
信頼関係がとても大事なんです。
分析データも重要。ですが、
品質管理部門と現場の人々との
信頼関係がとても大事なんです。
品質管理に関する基準の
略称です。
数十項目におよぶ厳しい規格により、製品の安心・安全を科学的に守っています。
多くの工程毎に、独自の厳しい品質基準による分析試験を繰り返し、品質管理を徹底して行います。
清潔な環境で、養命酒の成分を守りながら
びん詰めを行います。
調整後の「養命酒」はびん詰め室へ送られ、
厳重な衛生管理の下、びん詰めされます。
宇宙服のような作業着、手洗いにも
専用の洗剤を使う徹底した衛生管理!
お客様の安心・安全のために、
管理体制を徹底しています。
養命酒の水は工場の地下から
汲み上げています
清潔な環境で、養命酒の成分を守りながらびん詰めを行います。
調整後の「養命酒」はびん詰め室へ送られ、厳重な衛生管理の下、びん詰めされます。
きれいに箱詰めされ、
養命酒の旅はここから始まります
びん詰め後、包装室に送られて、ラベルを貼付し、
ケースに収めて完成品となります。
そして、この工場から、みなさまの元へ届けられるのです。
この職場では、爪が伸びていると
ラベルや包装を傷つけてしまいますので、
指先の手入れには気をつけています。
衛生面、改善点、
どんな事にも細やかな配慮が必要です。
きれいに箱詰めされ、養命酒の旅はここから始まります
びん詰め後、包装室に送られて、ラベルを貼付し、ケースに収めて完成品となります。そして、この工場から、みなさまの元へ届けられるのです。
養命酒は400年の伝統を受け継いだ
昔ながらの製法で作っているんですよ
400年の伝統ある製法で、
良質な「みりん」は造られます。
私たちが気を使うことは、製造工程での品質管理や工場内のタンクや配管などの衛生面の管理ですね。
特に一定品質の「みりん」を造るためには、熟成期間の温度管理はとても重要です。「みりん」の原料となる粳米・糯米は成分が異なりますし、季節ごとに温度や湿度は変わりますから。また、麹造りをする麹室には麹菌以外の菌を入れることが出来ないので、仕込み期間中は大好きな納豆を我慢することがとてもツライです。