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健康レシピ 2023年3月号

豆腐と薄切り肉が「塊肉」に変身!
肉好きも唸る「肉巻き豆腐ステーキ」

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香ばしい肉&こってりソースが豆腐に合う!

春は、冬の間に貯蔵していた余分な栄養や老廃物を体の外へと出していく季節。今回は解毒の効果があるとされる豆腐を使った「ステーキ」をご紹介します。

木綿豆腐を豚肉で巻くことで、どこから見てもボリューム満点の「ステーキ」に。肉々しい見た目ですが、中は豆腐なのでカロリーも抑えられてヘルシーです。ソースをパンチの効いた味にすることでご飯のすすむおかずとなります。

 

「肉巻き豆腐ステーキ」

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材料

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材料(2人分)

・豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用) 240g
・木綿豆腐 1丁(300g)
・にんにく 1かけ
・まいたけ 1/2株
・コーン缶(水けを切って使用) 80g
・薄力粉 大さじ1と1/2
A玉ねぎ(すりおろし) 大さじ3(約1/4個分)
Aしょうゆ 大さじ1と1/2
Aみりん 大さじ1
A砂糖 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・塩、粗びき黒こしょう 各適量
・細ねぎ(小口切り) 適量

作り方

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1.木綿豆腐は半分に切り、厚さも半分にする。バットに角ざるを重ね、ペーパータオルに包んだ豆腐をのせる。豆腐の上に平らな重し(鍋やフライパンなど1kg程度のもの)をのせて15分置く。にんにくは薄切りにする。まいたけは食べやすい大きさにほぐす。Aは混ぜておく。

 

2.ペーパータオルから取り出した豆腐の水けをとり、豆腐の全ての面を覆うように豚肉をゆるめにまきつける(豆腐1個あたり豚肉は約60gが目安)。塩をふり、薄力粉を薄くまぶす。

 

ここがポイント!
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豚肉は焼くと縮んでしまい、その締め付けで中の豆腐が崩れてしまうので、できるだけふんわりと巻く。

3.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかける。にんにくはきつね色になったら取り出す。2を入れて、こんがり焼き色がつくまで焼く。焼き色がついたら返し、フライパンの空いたスペースにまいたけ、コーンを入れて弱めの中火で5分ほど焼く。

 

4.豆腐ステーキ、まいたけ、コーンを器に盛り、まいたけとコーンに塩をふる。3のフライパンにのこった油にAを加え、弱めの中火で煮詰めてステーキソースを作る。豆腐ステーキにソースをかけ、細ねぎ、粗びき黒こしょうをふる。

 

体調別、元気通信流プラスワン
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冷えが気になるとき…わさび
わさびは辛味で血流をよくし、体を温めるとされる食材。工程4の火をとめたステーキソースに混ぜ入れる。

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喉をケアしたいとき…蜂蜜
蜂蜜は喉を守るといわれる食材。Aの砂糖小さじ1の代わりに小さじ1と1/2ほど加える。
※蜂蜜は1歳未満の乳児には与えないでください

 

教えてくれた先生

先生の画像

齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん


料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に『基本調味料で作る体にいいスープ』『基本調味料で作る体にいい作りおき』『体にいい食材帳 心身整う12の食材とおいしいおかずのレシピ』(ともに主婦と⽣活社)、『体にいい煮込みおかず』(ワン・パブリッシング)がある。

 

 

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