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月刊 元気通信

養命酒

健康レシピ 2023年1月号

「フォンデュ」と「鍋」で2度楽しめる!
体を温め寒い冬を乗りきる「発酵鍋」

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なにかと慌ただしい1月は、疲れも溜まり免疫力も落ちやすい季節。寒さや空気の乾燥も厳しくなる時期なので、食事の力で乱れがちな体調を整えましょう。
今回は、血の巡りをよくするとされる発酵食品を使った“変化鍋”レシピをご紹介します。
まずは餅やピザ用チーズに加え、モッツァレラチーズを加えることでとろりと伸びるチーズフォンデュを堪能。そして残ったチーズソースを使ってコク深い洋風鍋に変身させます。
鍋の締めにご飯を入れて温めれば、チーズリゾットとしても楽しめますよ。

 

【1】「餅チーズの発酵フォンデュ」

材料

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材料(2人分)
・ピザ用チーズ 50g
・モッツァレラチーズ 100g
・切り餅 1個(50g)
・牛乳 100ml
・塩麹(ペーストタイプ) 大さじ1と1/2

《お好みの具材》(適量)
じゃがいも、にんじん、ブロッコリー、ウィンナー(それぞれゆでたもの)
切り餅、パンなど(それぞれ焼いたもの)

作り方

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1.切り餅は薄く、小さく切る。小鍋に切り餅、牛乳を合わせて弱火にかけ、混ぜながら加熱する。沸騰しそうになったら火を弱め、切り餅の大きな塊が溶けるまでかき混ぜる。

ここがポイント!
ここの画像を変更してください

切り餅は薄く切ることで溶けやすくなる。餅は縦半分に切り、それを3等分の厚さにし、さらに長さを4等分にする。

2.ピザ用チーズ、適当な大きさにちぎったモッツァレラチーズを加え、弱火で沸騰しないように混ぜながら溶かし、均一になったら塩麹を加えて混ぜる(チーズソースの完成)。

3.お好みの具材にチーズソースをつけていただく。冷めたら沸騰させないように再度弱火で温める。ソースが硬い場合は牛乳を少量加えながらお好みで調整する。

・モッツァレラチーズを加えることでのびるチーズフォンデュになります。

【2】「餅チーズの発酵ホワイト鍋」

材料

材料(2人分)
・「餅チーズの発酵フォンデュ」の残ったチーズソース 100g
A水 200ml
A牛乳 300ml
Aめんつゆ(2倍濃縮) 大さじ1と1/2
A塩麹(ペーストタイプ) 大さじ2
《具材》
・豚バラ薄切り肉 100g
・長ねぎ 1本
・しめじ 1/2株
・お好みでフォンデュの残りの具材など 各適量

1.長ねぎは斜め1cm幅に切る。しめじは石づきを落としてほぐす。豚肉は5cmの長さに切る。

2.鍋にAを合わせて中火で加熱し、湯気がでてきたら長ねぎ、しめじを加える。沸騰しないように弱火で4~5分ほど、しんなりするまで煮る。アクがでたら都度取り除く。

3.豚肉、フォンデュの余った具材、「餅チーズの発酵フォンデュ」のチーズソースを加え、沸騰しないように温める。

【3】チーズリゾット 

【2】の残ったスープにごはん適量を加えて温める。

体調別、元気通信流プラスワン
ここに画像

「七味唐辛子」
鍋やリゾットに体を温める唐辛子をふって、さらに温め効果をアップ

体調別、元気通信流プラスワン
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「ゆずこしょう」
鍋のときに味変としてお好みで適量加えても。ゆずの香りが気の巡りをよくするので、イライラしやすいときなどに。

教えてくれた先生

先生の画像

齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん

料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に「基本調味料で作る体にいいスープ」「基本調味料で作る体にいい作りおき」「体にいい食材帳 心身整う12の食材とおいしいおかずのレシピ」(いずれも主婦と生活社)、「体にいい煮込みおかず」(ワン・パブリッシング)がある。

 

 

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