昔から元気な人を「ガッツがある人」といいますが、「ガッツ(guts)」は英語で胃腸のこと。
つまり、元気な人ほど強い胃腸をもっていることを表しています。
これは東洋医学にも通じる考え方で、健やかな胃腸を保つことが体全体の健康を維持する上でとても重要とされています。
しかし、胃腸の機能は加齢に伴い、誰もが低下していきます。
さらにストレス社会といわれる現代には、胃腸にダメージを与える様々な原因が潜んでいます。
「胃腸の健康には自信がある」という人でも過信は禁物。
胃腸の不調は、胃もたれや便秘などの胃腸症状だけに留まらず、知らず知らずのうちに疲れや肩こり、冷えといった未病の症状として現れ、放置しているとやがて病気をも引き起こします。
しっかりと胃腸をケアして、健やかな日々を過ごしましょう。
▶ 春
自律神経が乱れやすく、胃腸に負担がかかりやすい。背中にこりを感じたら不調のサイン。
▶ 夏
胃腸が冷えることで不調が起こりやすい。
冷たい物の摂取に注意。
▶ 秋
夏の疲れで胃腸が弱っている時。
栄養のある物を“ほどよく”食べよう。
▶ 冬
寒さで「気」がすり減る冬は、
エネルギーを「蔵」する季節