養命酒ライフスタイルマガジン

名言集

  • HOME >
  • 名言集 >
  • 【2007年12月号】私は“シンディー・クロフォード”という商品を持っている会社の社長なのよ。

私は“シンディー・クロフォード”
という商品を持っている
会社の社長なのよ。

シンディー・クロフォード 1966年~

元祖スーパーモデルの強烈なプロ意識

以前は服を作るデザイナーばかりが注目されていたファッション業界。その中で“モデル”というアイデンティティを確立させ、古き慣例を次々に打ち破っていったのが、他ならぬシンディ・クロフォード。昨今では定着した“スーパーモデル”という概念を最初に作った女性といっても過言ではありません。

ブルーカラーの家庭に生まれたシンディ。その成績は軒並みオー ルA。初の女性大統領になることを夢見る中学時代を経て、高校 一年の時に地元の衣服店からモデル依頼を受けました。

ファッシ ョンへの興味もさほどなかった彼女ですが、知人の勧めを受けて 軽い気持ちで参加。それからはトントン拍子、運のあるコだな—— と見られがちですが、当時から彼女は“プロ意識”を持ち得ていたのです。

集団に属していても、時には「個」の意識を!

無名時代、クライアントから「ホクロを取ってはどうか」と提案されたシンディですが、これを断っています。逆に将来、大きな魅力になると踏んでいたのです。また有名になってからも、当時モデルの仕事ではないとされていたテレビ出演やビデオ制作等に積極的に参加。カメラの前で緊張しないコツを習得します。

モデル業界は通常「エージェンシー(事務所)」が幅を効かせ、モデル達はいわゆる「きれいなお人形さん」でいることを強いられていましたが、彼女はエージェンシーと協調関係を取りつつ、自分にとって何が最適かを常に主張してきました。

もちろん主張するだけでなく、商品がいつも輝いているように、厳しい自己管理を強いています。この意識は、モデルのみならずあらゆる業種でも活用できそうです。会社に属していても、自分は「自分のスキル」を商品とする一企業の社長なんだ、という意識。それが日々、イキイキと過ごす秘訣です!