養命酒ライフスタイルマガジン

健康レシピ

さんまのソテー 梨のラビゴットソース

夏疲れを癒す、粋なメインディッシュ

残暑が厳しい時期は、秋に備えて夏の疲れを癒し、胃腸の働きを整えて乾燥対策をすることが大切です。秋に旬を迎えるさんまは、胃腸の働きを助けて疲労を回復させるのに役立ちます。肺や肌を潤す働きがあるといわれる梨は、紫外線でダメージを受けた肌をいたわる効果が期待できます。ソース名のラビゴット(ravigote)はフランス語で「元気を回復させる」という意味。胃腸に優しい野菜がたっぷりのラビゴットソースはさっぱりした味わいで、脂がのったさんまとの相性も良いです。

材料(2人分)

さんま(三枚おろし) 2尾
少々
こしょう 少々
小麦粉 大さじ1
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2
ラビゴットソース
1/2個
パプリカ(黄) 1/3個
プチトマト 4個
紫タマネギ 1/8個
ケッパー 小さじ2
パセリ(みじん切り) 適量

*刻んだピクルスやオリーブなどでも代用可

小さじ1/5
こしょう 少々
りんご酢または白ワインビネガー 大さじ1/2

作り方

. 梨は皮をむいて7mm角に切る。パプリカも7mm角に切り、プチトマトはへたを取って8等分に切る。紫タマネギはみじん切りにする。

. ボウルにAとオリーブオイル(大さじ1)を入れてよく混ぜ、1.とケッパーを入れて和える。

. さんまの小骨を除き、塩をふって少し置く。水分が出てきたら臭みを消すためにしっかりとふき取ってこしょうをふり、小麦粉を全体にまぶす。

. フライパンで残りのオリーブオイルを熱し、3.を皮目から焼き、焼き色がついたら裏返して両面を焼く。

. 器に4.を盛り、2.をかけてパセリをふる。

神田 美紀

薬膳料理研究家・フードコーディネーター。
大学卒業後、外食企業での現場経験後、フードコーディネーターアシスタントを経て、独立。現在は書籍・雑誌・企業・web等へのレシピ提案・メニュー監修・フードスタイリングなど幅広く活動中。“薬膳でカラダ整えごはん”を提唱し、体質や季節に合った身近な食材を、楽しく料理して食べることで、心も身体も健やかに美しくいられるレシピを研究、提案している。
著書『血流を上げて体の不調を改善する薬膳スープ&ドリンク』(マガジンランド)グルマン世界料理本大賞 健康栄養部門準グランプリ受賞。
https://miki-kanda.com/