健康レシピ
牡蠣(かき)とかぶのシンプルみぞれ鍋
疲れて食欲が出ない時におすすめ!
具だくさんの鍋もいいですが、たまにはシンプルな材料で、おなかの中からポカポカしませんか?
血を補うといわれる牡蠣は、体を内側から潤して乾燥を防ぐのに役立つとされています。かぶは胃を温めて消化に役立つといわれています。おろしたかぶのふんわり優しい味わいと、プリプリの牡蠣の食感をぜひお楽しみください。疲れがたまって、あまり食欲が出ない時にもおすすめです。
材料 (2~3人分)
牡蠣むき身 | 160g |
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かぶ | 2個 |
しょうが | 1片 |
昆布かつおだし | 3カップ |
みりん | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
片栗粉* | 適宜 |
ゆず皮 | 少々 |
*牡蠣の下処理には牡蠣100gに対して、片栗粉大さじ1程度が目安
作り方
1. かぶは洗って実はすりおろし、葉と茎はざく切りにする。
2. しょうがをすりおろす。
3. 牡蠣は全体に片栗粉をまぶし汚れをとったら、流水で洗い流しキッチンペーパーで余分な水気をふきとる。
4. 鍋にだしを入れ、2.とみりん、しょうゆ、塩を加えて味を調えたら、かぶの茎と葉を入れて一煮立ちさせ、両面に片栗粉をまぶした牡蠣を加える。
5. 牡蠣にあらかた火が通ったところで、すりおろしたかぶを加えてさらに一煮立ちさせ、仕上げにゆず皮の千切りを飾る(お好みで七味唐辛子などをふっても美味)。
料理家 明子〈akiko〉
2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。