養命酒ライフスタイルマガジン

健康レシピ

ピーマンとナスの肉味噌そうめん

夏野菜たっぷり、猛暑におすすめ!

旬の野菜をたっぷり使った具だくさんそうめんを、マンネリになりがちな夏のメニューに加えてみませんか?体にたまった余分な熱をクールダウンさせるなすや、水(津液)のめぐりの改善も期待できるといわれ、食欲増進に役立つといわれるピーマンは、食欲が落ちる夏におすすめです。肉味噌に豚肉を使うことで旨味が増し、気・血・津液(き・けつ・しんえき)を補うことで疲労回復に役立ちます。

材料 (2人分)

そうめん 150g
なす 1個
ピーマン 2個
豚ひき肉 100g
生姜 1片分
めんつゆ 適量
ごま油 小さじ2
青じそ 4枚
白ごま 少々
A)
味噌 大さじ2
みりん 大さじ2
熟成酒粕 大さじ1

(熟成酒粕がない時は板粕をちぎってぬるま湯でふやかす)


作り方

. なすは1cm厚さの斜め輪切り、ピーマンはへたと種を取り千切りにする。

. 生姜は、みじん切りにする。

. フライパンにごま油を熱し、生姜を炒めて香りが出たら、豚ひき肉を加えて炒める。

. 3.になすとピーマンを入れ、A)を加えたらしんなりするまでさらに炒める。

. そうめんを茹で、冷水で洗い水気をよく切る。

. 器にそうめんを盛り4.をのせる。

. めんつゆを適量注ぎ、仕上げに千切りにした青じそをのせて白ごまをふる。
◎めんつゆは家庭で手作りするもよし、市販のものを使うときは適量を水で薄めて使ってください

料理家 明子〈akiko〉

2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。