健康レシピ
えびとセロリの水餃子スープ
冬にほっと温まる食材が満載!
寒さの厳しい冬は、五臓の腎の働きが弱まり老化が進みやすい季節です。薬膳では、えびは身体を温めたり、腎の働きを高めてスタミナを補うのに役立つとされています。ねぎ、しょうがなどの温め食材を加えつつ、セロリの香りで滞った“気”を巡らせるアロマ効果も期待できるスープです。
材料 (2人分)
A | |
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豚ひき肉 | 60g |
ねぎ(みじん切り) | 長さ5cm |
しょうが(みじん切り) | 1片 |
無頭えび | 100g |
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餃子の皮 | 15枚 |
セロリ(斜め薄切り) | 50g |
セロリの葉(みじん切り) | 少々 |
白髪ねぎ | 適量 |
カツオだし | 4カップ |
薄口醤油 | 小さじ1 |
塩・粗挽き黒胡椒 | 少々 |
片栗粉 | 大さじ1 |
作り方
1. えびは殻を剥き、背中に包丁を入れて背ワタを取る。
2. 水(大さじ2程度)と片栗粉(大さじ1)を入れたボウルで1.を軽くもみ、流水で汚れを洗い流したら、キッチンペーパーで余分な水気をふきとる。
3. 2.を包丁で荒く刻む。
4. 3.とA をボウルの中でよく混ぜ、餃子のタネを作る。
5. 餃子の皮の中央に4.を乗せ、皮のふちに水を薄く塗り半分にとじる。
6. 鍋にカツオ出汁を入れて温め、沸騰したら 5.とセロリを加える。
7. 餃子に火が通ってセロリが透明になったら、セロリの葉も加えて薄口醤油、塩・粗挽き黒胡椒で味を整える。
8. 7.を器に盛り、白髪ねぎを飾る。
料理家 明子〈akiko〉
2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。
