健康レシピ
クミン風味のキャロット・ラペ
肝と脾をいたわるにんじんサラダ
春は五臓の肝に負担がかかり、肝と関わりの深い目のトラブルなどが起こりやすい季節です。にんじんは、血を補い、目の疲れ、かすみ、ドライアイなどに効果的です。春は脾も傷めやすいので、消化を助け健胃作用のあるクミンや、脾や胃の働きを助けるハチミツを隠し味に使うと、風味もアップしておすすめです。玉ねぎは気血の巡りをよくし、体を温めてくれます。
材料
| 材料(２人分) | |
|---|---|
| にんじん（小） | １本(１００g） | 新玉ねぎ | １／４個 |
| パセリ(みじん切り) | 少々 |
| ツナオイル漬け | １／２缶（７０g） |
| クミンパウダー | 少々 |
| 塩 | 小さじ１／４ |
| 粗挽き黒こしょう | 少々 |
| 酢（穀物） | 大さじ２ |
| ハチミツ | 小さじ１ |
作り方
１. にんじんは長さ4cmの千切りにして塩少々（分量外）を振り、10分くらい置いておく。
２. 玉ねぎは薄くスライスする。
３. 鍋に酢と２）を入れて加熱する。
４. ３）が沸騰し玉ねぎがしんなりしたら、火を止め、ハチミツを加えて粗熱をとる。
５. ボールに水気を切った１）と４）を加える。
６. 油を切ったツナ缶、クミンパウダー、塩、粗挽き黒こしょう、パセリのみじん切りを加えて混ぜ、器に盛れば完成。
鳥海 明子(とりのうみあきこ)先生
国際薬膳師・調理師。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』（誠文堂新光社）に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子（著）・邱紅梅（中医学監修）を上梓。
