健康レシピ
座り仕事の人の悩み「肩こり」を解消するほっこり煮物「かぼちゃと豚肉の煮物」
材料(4人分)
かぼちゃ(大きめのもの) | 1/4個 |
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豚肉(コマ切れ) | 200g |
酒 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ 1・1/2 |
水 | 200cc |
作り方
1. かぼちゃは3センチ角を目安に食べやすい大きさに切る。
2. 豚肉は大きいようなら食べやすい大きさに切る。
3. 厚手の鍋に酒・みりん・しょうゆを入れて中火にかける。
4. 沸騰しかかったら、2の肉を広げるようにして入れる。
5. 色が変わってきたら、かぼちゃを重ならないように入れる。
6. 水を入れて蓋をし、弱火で10分~15分煮る。
7. かぼちゃに竹串などを刺し、スーッと通るようならできあがり。
キーワードは血行と疲労回復
座ることと表裏一体のツライこと。それは腰痛や肩こり。なかでも肩こりは、多くの人が悩まされていることなのでは?自覚症状のない人もいるようなので、要注意。慢性的な肩こりに悩んでいる人たちは、マッサージしたり、体操をしたり。それぞれに解消法を持っているようですが、あくまでも一時しのぎ。根本的には血行不良の解消と疲労回復が必要なのです。体質を変えていくのは「食べ物」の力を借りること。食べたものでしか、体は作られないのですから。
今月の食材: かぼちゃ、豚肉
血行をよくし疲労を回復するコンビ
血行を良くする栄養素として、よく知られているのがビタミンE。これは別名若返りのビタミンとも言われています。これが豊富に含まれているものには、うなぎやごま、アボカド、ナッツ類などがあります。どれも油を多く含むので、カロリーが気になる人にはちょっと敬遠したくなるかもしれません。かぼちゃは、ビタミンEが豊富な上に、ほかのものに比べてぐっと低カロリー。デトックス効果のある食物繊維や活性酸素を除去するといわれるカロテンもたくさん含んでいます。
豚肉は、疲労回復効果のあるビタミンBが豊富。牛肉や鶏肉よりも、疲労回復時にはおすすめです。しかも、かぼちゃも豚肉も比較的手頃な値段で手に入る食材。煮物や揚物などに使いまわしもきくので、いろいろな調理法で、積極的に取り入れてください。
ごはんがすすむ なつかしい定番の味
作り始めてから15分ぐらいでできる、簡単煮もの。白いごはんにぴったりの、しょうゆ味に仕上げました。豚肉をうまみと、かぼちゃの甘みがぴったり。豚肉はコマ切れを使いましたが、バラ肉でも肩肉でも。少し脂身のあるお肉のほうがこっくりおいしく出来上がります。かぼちゃを煮るときは、鍋の中で重ならないようにするのがコツです。同じぐらいの大きさに切って、火の通り具合を均一にしておくこともポイントです。それさえ守れば、あとは鍋と火におまかせ。かぼちゃの甘い匂いがしてきたら、そろそろできあがりです。千切りの生姜を加えたり、七味をふったりして、味にアクセントをつけるとお酒の肴にもなります。
