養命酒ライフスタイルマガジン

健康レシピ

夏バテを吹き飛ばすやま芋パワー!:「長芋のカレー」

材料(4人分)

長芋 300g
豚モモ肉角切り 300g
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけ
サラダ油 大さじ1
適宜
こしょう 適宜
小麦粉:大さじ3
カレー粉:大さじ1
コンソメキューブ:
2個、水:600cc
3合

作り方

. 米は洗って少し固めの水加減で炊く。

. 豚肉は、塩・こしょうをふって下味をつけておく。

. 長芋は縦1/4に切ってから食べやすい大きさに切り、玉ねぎはくし切り、にんにくはみじん切りにする。

. 熱した鍋にサラダ油を引き、豚モモ肉を入れる。

. 色が変わったら、玉ねぎ、にんにくを加えて炒める。

. 香りが出てきたら、Aを振り入れてさらに炒める。

. 全体に粉が行きわたったら、Bを加えて軽く混ぜて煮込む。

. 沸騰したら長芋を入れて5分ほど煮る。

. 炊き上がったご飯を盛り、8のカレーをかける。

溜まった夏の疲れが出る季節、残暑

夏の終盤を迎えたこの季節。立秋を迎え暦の上では秋でも、まだまだ暑い日が続いています。こんなときに注意したいのが、夏バテ。厳しい暑さに加え、熱帯夜による睡眠不足、冷房による冷えや、外気との温度差で生じる疲労感…。夏は思った以上に身体に負担がかかっています。それが夏の終わりから秋にかけて、表に出始めることが多いのです。
夏バテは倦怠感や食欲不振などが起こり、食欲がないからちゃんとした食事ができず、さらに倦怠感にみまわれる…。と悪循環を起こしがち。味付けや調理法などで、食べやすい工夫をすることが大切です。

今月の食材:長芋

消化酵素&滋養成分で夏バテにさよなら

自然薯、丸いも、イチョウ芋などの山芋の中でも、比較的手に入りやすい長芋。ヌルヌルした独特の粘り気と、シャキシャキした食感でおなじみの食材です。 昔から「山のウナギ」とか「精がつく」と言われている通り、スタミナのつくものとして知られています。

漢方でも「山薬」と呼ばれ、滋養強壮や心臓によいとされています。
デンプンを分解する酵素「アミラーゼ」を豊富に含み、夏バテした胃腸の働きを助けてくれます。

食欲を誘うスパイスで長芋パワーをたっぷりと

にんじんやジャガイモの入ったカレーをはじめ、野菜カレーや豆カレー、インド風カレー、スープカレー…。今や家庭でもいろいろなカレーが食卓に並ぶようになりました。
今回は、夏バテの救世主、長芋をたっぷり食べられるカレーです。食欲のない季節には、カレーがぴったり!スパイスの香りが食欲を誘い、発汗作用もあります。疲労回復に効果があるとされているビタミンBをたっぷり含んだ豚肉を使って作れば、まさに百人力!やさしい辛味の、ちょっとなつかしい味に仕上げていますので、しっかり食べて夏バテを吹き飛ばしましょう。

辛いカレーがお好きな場合は、にんにくを炒めるタイミングで好みのスパイスを加えてください。豚肉の代わりに、鶏モモ肉でもおいしくできます。長芋をこんがり焼いて入れれば、香ばしさがプラスされ、また違った味が楽しめます。