養命酒ライフスタイルマガジン

特集記事

動物に癒される

かわいくて無邪気な動物の姿、とても和みますよね!そこで今月は、私達を癒し、元気をくれる動物達を特集しました。猫カフェリポートから動物の赤ちゃんが見られる動物園など、一挙ご紹介します!

【実践レポート】 猫カフェで“猫に好かれる”秘訣とは!?

動物に癒されたいと思っても、ペットを飼うとなると住宅環境や世話の問題などがあって躊躇しているという方も多いはず。そこで昨今持てはやされているのが「猫カフェ」。くつろげるカフェ空間でお茶をしながら、そこにいる猫達と戯れる・・・猫好きにはたまらないカフェですよね。そこで今回は、「猫カフェ きゃりこ 新宿店」さんにお邪魔してみました!

入店すると、まず猫たちのいる部屋に入る前に、手を洗います。衛生面にも気をつけているんですね。それではいざ、部屋へ!実は私、犬の扱いには慣れているものの、猫はたまに街でにらまれるくらいで、これまであまり縁がありませんでした。だから今日は猫に好かれまくるゾ!・・・と勇んで入ってみたものの、一匹こちらをチラ見しただけで、基本的に無視。

どうですか、この無視されっぷり(泣)。もっとチヤホヤされるのかと思いましたが、甘かったです・・・。私は犬を飼っているので、その臭いがイヤなのかな?しかしスタッフさんいわく「猫はマイペースなんです」とのこと。なるほど、いちいち反応していたら身が持たないかも、ですね。でも、しげしげと一匹ずつ見ていくと、なんとも愛嬌があります。シュッとした顔のアメリカンショートヘア、ブスッとした顔のエキゾチックショートヘアなど、いろんな種類の猫がいます。なんとこの「きゃりこ 新宿店」さんには、総勢50匹以上の猫がいるんだとか!常時20匹くらいフロアに出ていて、猫たちは交代でお休みしています。気を取り直してさっそくメインフロアの5階へ降りると、いましたよ、カワイイ猫ちゃんが!

マジマジと見つめてきます。チラッと横を見ると「ご自由にお使いください」の貼り紙とともに、猫じゃらしなどのおもちゃがたくさん。さっそく棒に羽根がついたおもちゃを手にとって、猫の前に差し出してみるも・・・また無視!どうやら使い方がヘタのようです。さっそくスタッフさんに指南を仰ぐと・・・

さすが!興味シンシンで猫たちが寄ってきました。羽根の動きに対して、積極果敢にジャンプして捉えようとする猫も!一体どんなコツがあるの!?聞くところによると、猫は近いところがあまり見えないので、まずは2メートルくらい離れる。そして素早く動かしたり、ゆっくり動かしたりを繰り返す。そして「羽根を“虫のように”動かすのがコツです。他のお客さんに迷惑がかからなければ、床などに羽根をぶつけて音を立てても効果的ですよ。虫もよく天井などにぶつかって音をたてるじゃないですか、その要領です」とのこと。なるほど~。ではさっそく、試してみます。

やった!アメリカンショートヘアの「みこし」ちゃんが釣れた(笑)。カメラを向けるとちゃんと目線をくれました。猫の種類によっても遊び好きとそうでない種がいるそうで、アメリカンショートヘアは遊び好きの部類に入るんだとか。

そしてついに、ソファに座った私にココまで寄ってくるようになりました!というのはちょっと仕掛けがありまして、実は“おやつ”の鶏ささみをあげたところです。餌付け作戦なら誰でも好かれること必至ですよ(笑)。ちなみにスタッフさんに聞いたところ「猫が寄ってくるお客さんは、やっぱり扱いが慣れていることもあるんですが、“今、ちょうどお寿司を食べてきたところ”というお客さんもモテてましたね(笑)」とのことです。さすが猫ちゃん、魚好き!皆さんもぜひ実際に試してみてください。

さて、餌をあげ終えたにも関わらず、この猫ちゃんはかなり長い時間、寄り添っていました。ふつふつと湧き上がる愛情と癒し・・・「たくさんの中から、お気に入りの猫がみつかる」という猫カフェの醍醐味のひとつを味わえました!ただし、次回来たときに、また同じ猫から好かれるとは限らないそうです。「なかなか一筋縄ではなつかない、そこが面白い」という常連さんの声も聞けました。皆さんもぜひ、猫カフェで癒されてみてはいかがでしょう!

猫カフェ きゃりこ 新宿店

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-16-2 富士ビルディング5/6F(6F入口)
TEL:03-6457-6387
http://catcafe.jp/

“ゆったり動く”海の生き物達に癒される

心の底からリラックスして、日々の疲れを癒したい。そんな方には、せわしなく動く動物よりも、「ゆったりとした動き」の生き物を眺めて過ごしてみてはいかがでしょう。そこで紹介したいのが、新江ノ島水族館の「クラゲファンタジーホール」です。

クラゲの体内をイメージさせる半ドーム式の空間、そこには大小9つの水槽と、小窓型の6つの小さな水槽が設置され、ブルーを基調とした幻想的な雰囲気に包まれています。その中で、ユラユラと浮遊するクラゲ達。世界で一番大きなクラゲの一つとされるシーネットルをはじめ、ミズクラゲやサカサクラゲ、ブルージェリーフィッシュなど、常時15種類のクラゲが公開されています。

もうひとつのオススメは、同水族館のウミガメプール。ウミガメの産卵場所をイメージした浜辺のあるプールには、こちらもゆったりと、おおらかに泳ぐアカウミガメとアオウミガメが棲んでいます。眺めているだけで心癒されますが、「ウミガメのおやつたいむ」という餌やり体験も可能です。平日は11時から、土・日・祝は11時からと14時からの2回行なわれ、いずれも先着35名まで参加できます(悪天候時やウミガメの体調によってお休みとなることもあります)。

もちろん、同水族館にはクラゲ、ウミガメ以外にもイルカやペンギン、アザラシ、オットセイなどなど、多種多彩な海の生き物が暮らしています。ぜひとも足を運んでみてはいかが?

思わず「カワイイ」を連呼してしまう!動物の赤ちゃんや親子の姿が見られる動物園

ただでさえ愛らしい動物、その赤ちゃんのカワイさは、誰しも認めるところですよね。そこで、今の時期に動物の赤ちゃんや親子の仲睦まじい姿がみられる動物園をご紹介。ぜひ逢いに行って、元気をもらってください!。

上野動物園 ~ニシローランドゴリラ&プレーリードッグの赤ちゃんに注目!!~

たくさんの動物が暮らしている上野動物園。4月下旬に公式お披露目となったのが、ニシローランドゴリラの赤ちゃん「コモモ」です。野生のニシローランドゴリラは10万~20万頭といわれ、絶滅が危惧されている種。同園では約9年ぶりとなる赤ちゃんゴリラです。

コモモが生まれたのは昨年11月。今年は春先も寒い日が続いていましたのでデビューが遅くなりましたが、今ではお母さんゴリラのお乳を吸ったりして、元気な姿を見せています。お母さんが抱っこする姿も、人間の親子と相通ずるものがあり、赤ちゃんに対する愛情を感じずにはいられません。寒さに弱いため、体調不良や雨の日、外気温が16℃未満の場合は公開されませんが、晴れた日にはその愛らしい姿を眺めることができます。公開時間は、基本的に開園日の15~16時の間です。

また、直立不動で立ちながら愛くるしい表情を見せることで人気のプレーリードッグの赤ちゃんも登場。巣穴で生まれ、1ヶ月半程度はその中で暮らすプレーリードッグがひょっこりと穴から顔を出したのが5月上旬のこと。今では、その小さくてモコモコした姿を放飼場で見ることができます。

暖かい日の日中の時間のほうが、巣穴から出て走り回る姿をみられる確率が高いそうです。

横浜市立金沢動物園 ~愛情たっぷり!アミメキリン&インドサイの親子~

横浜市立金沢動物園で要チェックなのは、今年の2月4日に生まれたアミメキリンの赤ちゃん「ウララ」。生まれたとき、既に頭高は1.8メートルに達していた赤ちゃんですが、おとなのキリンは5メートルに達するため、お母さんキリンと並ぶとその身長差は歴然。ツノもまだまだ幼い印象を受けますし、キリン特有の優しげな表情が、赤ちゃんだとさらに際立っていてカワイイです。

今ではお母さんキリンに加え、お父さんキリンとも一緒に運動場に出るようになっています。親のキリンが長い首を下げて、ウララに頬擦りしているような姿や、お母さんキリンのお乳を吸う姿も愛らしいこと、この上ありません。

さらに昨年夏に生まれたインドサイ「ブンタ」の親子にも注目。お母さんはどっしりと構え、ごろりと寝そべっていることも多いようですが、遊びたい盛りのブンタはお母さんに「遊んでよ~!」とけしかける姿がよく見られます。もう少し暖かくなるとプールで水遊びしている姿が見られるかも。わんぱく盛りのブンタをぜひ見に行ってみてください。

◇横浜市立金沢動物園
http://www.kanazawa-zoo.org/

多方面に活かされつつあるアニマルセラピー

動物が私達にもたらしてくれる癒し。その効果の研究は進み、「アニマルセラピー」として各所で導入されるようになりました。アニマルセラピーは、医療行為として医師や専門家が手掛ける「動物介在療法」と、動物との触れ合いによって元気をもらう「動物介在活動」があります。欧米諸国では前者が日本よりも先んじて浸透し、医療の現場に導入されているケースも少なくありません。

日本では、福祉施設や老人ホームなどに犬などのコンパニオン・アニマルが派遣され、お年寄りが元気になったとの評判もよく耳にします。今年の4月、長野県の須坂市では、市内の動物園の近くに“教室”を作り、不登校の子ども達を受け入れることを発表しました。動物と日常的に触れ合い、子ども達の社会性を育んで学校復帰を目指すというものです。また、兵庫県加古川市の刑務所「播磨社会復帰促進センター」では、知的・精神障がいを持つ受刑者の更生教育としてアニマルセラピーを取り入れたそうです。

動物を眺めたり、触れたり、育てることを通じて、人々の心に暖かい気持ちが宿る・・・ぜひ皆さんも、積極的に動物と触れ合ってみてはいかが?

心と体の癒しにはハーブのリキュール

≪ハーブの恵み≫
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