1000人のホンネ調査!あなたの『冷えタイプ』は、どれ?もしかして『隠れ冷え症』かも?

その不調、冷えのせいかも?みんなの悩みと『冷え』の実態

手足が冷える人だけが“冷え症”とは限りません。
1000人の調査でわかった、冷えの実態。自覚がなくても体の中では“冷え”が進行していることも。自分の冷えを知り、早めのケアを心がけましょう。

  • 01

    冷えを自覚している人は、
    全体で4割程度

    冷え自覚率グラフ
    全体で42.3%
    男女別の冷え自覚率グラフ
    (男性27.0%/女性57.6%)
  • 02

    女性は2人に1人が「冷え」を
    感じています

    女性の年代別自覚率グラフ

    66.3%
    20代
    60.2%
    30代
    60.7%
    40代
    57.8%
    50代
    47.6%
    60代
    53.0%
    70代

調査を実施した2025年10月は、西日本を中心に例年より気温の高い日が続き、「冷えを感じる」と答えた人は少ない結果となっています。それでも、女性の約2人に1人が冷えを自覚し、男性でも20%以上が「冷えを感じる」と回答。この結果から、冷え症は女性だけでなく男性にも起こりうる、身近な不調であることがわかります。さらに、自覚がなくても冷えが体の不調を引き起こしている「隠れ冷え症」の人も少なくありません

あなたも次のチェックで、
冷えのサインを確認してみましょう。

あなたも次のチェックで、
冷えのサインを
確認してみましょう。

いくつ当てはまる?『隠れ冷え症』セルフチェック

「とくに冷えを感じることはないから大丈夫」と思っている方はいませんか?
実は、自覚がなくても体が冷えている「隠れ冷え症」の人が少なくありません。
次のチェック項目で、「隠れ冷え症」のサインが出ていないか確認してみましょう。

チェック数

1〜16のうち3個以上あてはまった人は「隠れ冷え症」、1・2個の方はその「予備軍」と考えられます。冷えの自覚がない方を対象とした調査では、男性の約48.5%、女性の約64.1%が「隠れ冷え症」またはその「予備群」に該当しました。

冷えは、性別を問わず多くの人に
起こりうる身近な不調なのです。

「隠れ冷え症」は、一見元気で活動的な人にも見られるのが特徴。忙しさやストレスによって交感神経が緊張した状態が続くと、末梢の血管が収縮し、血流が悪くなることで体が冷えやすくなるからです。こうした冷えを防ぐには、血液のめぐりをよくして体の内側から温めることがポイントとなります。

医療監修 橋口玲子氏 医師・医学博士(緑蔭診療所)

思わず共感!冷え症さんの「あるある」エピソード

冷え症を自認する方たちに、共感できる「冬の冷え症あるある」について聞いてみました。あなたも、心あたりはありませんか?

  • 01
  • 02
  • 03
  • 04

対策

みんなのやっている「冷え対策」
それ、ホントに満足していますか?

みんなのやっている
「冷え対策」
それ、ホントに満足していますか?

みんなの冷え対策TOP3

  • (1位)温かいものを食べる 56.6%

  • (2位)手袋や厚手の靴下を履く 53.5%

  • (3位)入浴する(湯舟につかる) 52.4%

自分の冷え対策の満足度は?

  • (満足)43.7% vs (不満足)56.3% 半数以上の人が満足していない

耐える「冷え性」対策から
向き合う「冷え症」対策へ

「ひえしょう」には、実は「冷え性」と「冷え症」の2つの表現があります。一般的に、体が冷えやすい体質を総称するものとして「冷え性」が使われます。一方で、東洋医学では治療の対象と考えるため「冷え症」と表されます。
冷え改善に向けては、自分に合った「冷え症対策」を取り入れて、冷えに負けない体を目指していくことが大切です。

コラム

年齢と共に大きくなる
「隠れ冷え」の可能性

今回の調査では、「冷えの自覚」と「隠れ冷えの実態」には、大きな“ズレ”があることが分かりました。

  • 「冷えの自覚がある」人は
    50代以降で減少傾向に…

    自分は「冷え症だと思う」と自覚される方は、20〜40代の女性では6割を超えていますが、50代以降は5割程度まで減少しています。

  • 一方で、冷えの自覚がなくても
    「隠れ冷え症」や「予備群」に

    「冷えの自覚がない」と回答した人だけを詳しく見ると、60代女性の57.9%、70代の65.7%が、実は「隠れ冷え症」または「予備群」に該当していました。

結論

あなたにも潜みうる、
「自覚なき冷え」

調査では、年齢を重ねるほど「冷えの自覚」と「冷えの実態」がズレていく(ギャップが広がる)傾向が見られました。
「自分は大丈夫」と思っている方こそ、まずはご自身の体の状態に「気づく」ことが大切です。セルフチェックで、隠れたサインがないか確認してみましょう。