冷え症の方に、冷たい食べ物や飲み物はNG。体を冷やすのはもちろん、内臓への刺激となり 悪影響です。氷の入っているような飲み物はできるだけ避け、常温の水か白湯を飲むようにしましょう。また、温かい飲み物は体を芯から温めます。できれば毎食ごと、最低でも一日一回は温かい汁物をいただくことが健康への秘訣です。

体を温める食べ物を上手に選びましょう

覚えていただきたいのが、食べ物には体を温める食べ物と冷やす食べ物があるということ。
食卓に出される時の温度に注意するだけではなく、その食材が体を温める食べ物か冷やす食べ物かについても理解しておきましょう。

体を温める食材
しょうが、小豆、黒豆、かつお、あなご、海老、かぼちゃ、にんじん、玉ねぎ、ねぎ、ピーマン、 オレンジ、くるみ、ごま、生姜、胡椒、酒、七味唐辛子、わさび、味噌、醤油

体を冷やす食材
小麦、あさり、はも、キュウリ、こんにゃく、トマト、なす、レタス、スイカ、メロン、キウイ、白砂糖、合成酢

食べ物を工夫して、ポカポカ体質に!

唐辛子は、冷えにおすすめの食材のひとつ。カプサイシン効果で血液の流れを良くし体を温めるからです。味噌汁に加えると、食べた30分後も体温の上昇が続きます
(ただし、唐辛子をとりすぎると、汗がたくさん出てしまい、かえって体を冷やしてしまいますのでご注意!)。

また、レバーやほうれん草、海苔もおすすめ。体温低下を防ぐ働きのある
鉄分が豊富に含まれていますので、積極的に食べましょう。お茶は鉄分の
吸収を妨げる働きがありますので、食事の際は氷を入れない水や白湯を
飲むとよいでしょう。 体を温める食材を上手に利用して、体をポカポカ
あたためて寝付きやすい体をめざしましょう。