更年期障害

主な症状

  • 顔がほてる、のぼせる、ひどく汗をかく
  • 心臓がドキドキする
  • 頭痛、肩こり、めまいがする
  • よく眠れない
  • 理由もなくイライラする、憂うつになる
  • 月経不順、不正出血などの月経異常 など

主な原因

更年期は、体が子どもを産める性成熟期から老年期へと移り変わる時期をいいます。更年期になると、卵巣ホルモンのエストロゲンが次第に分泌されなくなり、ホルモンのバランスが崩れて自律神経が失調するためにさまざまな体の不調、いわゆる不定愁訴の症状があらわれます。閉経前から症状があらわれ始めることもありますが、閉経がもたらす心理的な側面が、不定愁訴の原因となることもあります。

予防とケア

更年期は誰もが経験する人生の通過点です。あまりクヨクヨせず、仕事や趣味などに積極的に取り組んで、生活を楽しむように心掛けましょう。散歩やスポーツで適度に体を動かすことも大切です。
症状がひどいときには、ほかの病気が原因のこともあるので、自分で勝手に決めつけず、婦人科を受診するようにしましょう。
近年、男性の更年期障害も知られるようになりました。男性ホルモンの低下に加え、仕事上のストレスや肥満、運動不足などが間接的原因ともいわれますのでこちらも気をつけましょう。
養命酒は、体本来の働きをよくする効果があるため、不安定な状態のときの体調を整えるのに役立ちます。