企業・IR情報直近の業績

 当第3四半期累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)におけるわが国経済は、消費については一部持ち直しの動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大が起こるなど収束の見通しは立たず、景気は依然として厳しい状況が続いており、先行き不透明な状況で推移いたしました。
 当社の関連業界におきましては、感染予防や巣ごもり需要等により一部特需が見られたものの、節約志向や業種業態を越えた企業間競争の激化が続き、厳しい状況で推移いたしました。

 このような状況の中で当社は、経営理念「生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献する」の下、事業ビジョン「すこやかでより良い時間を願う人々を応援する」に基づき、中期経営計画(2018年4月〜2022年3月)において、「持続的成長に向けた事業基盤の構築」を基本方針として「選択と集中」「スピードと効率」「コスト管理の徹底」「経営基盤の強化」の基本戦略を推進し、「養命酒の売上回復」と「酒類食品分野の伸長カテゴリーへの注力」により事業の拡大と収益性の向上に取り組んでおります。

 当第3四半期累計期間の業績は、売上高は国内「養命酒」が堅調に推移し7,924百万円(前年同四半期比1.8%増)、営業利益は広告宣伝費等の経費の節減や先送りにより616百万円(前年同四半期比71.3%増)、経常利益は951百万円(前年同四半期比40.7%増)、四半期純利益は前年同四半期に計上した固定資産売却益がなくなったことにより661百万円(前年同四半期比6.7%増)となりました。


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