ポジティブエイジングケアカンパニーとして

私たちの想い

「生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献する」という経営理念の下、2015年度にスタートした中期経営計画では、「ポジティブエイジングケアカンパニーとして、健やかに、美しく、歳を重ねることに貢献する」という事業ビジョンを定めました。
私たちは長年の生活者の皆様との対話から、「健康」とは歳をとることに抗うことではなく、不安なく毎日を過ごせるよう前向きに歳を重ねていくことだと考えています。この事業ビジョンで大切にしていることは、「からだに良い」ものを、「美味しさ」と「楽しさ」を感じながら摂取して歳を重ねていく、前向きなエイジングケアです。これまで培った技術や知見を活かしながら、さまざまなシーンで生活者の皆様の健康生活に貢献すべく、お客様視点の事業を展開しています。

「いつまでも健康でいたい」という声に応える

2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命の延伸を社会的課題として提唱しました。誰もが「いつまでも健康でいたい」と願っています。しかし、長寿社会の今、ずっと健康な状態でいることは難しく、未病や病気を一度は経験し、予期せず不健康な期間が長くなってしまうこともあります。私たちは、お客様から寄せられた「いつまでも健康でいたい」という声にお応えするために、「養命酒」の製造で培ってきた東洋医学の知見と生薬・ハーブの技術を基盤に、「からだに良い」、「美味しさ」と「楽しさ」を追求した「ハーブのお酒」や「エイジングケア」などの新規事業に取り組んでいます。

からだとこころ、社会の健康のために

私たちは、健やかに、美しく、歳を重ねるためには、「からだの健康」だけではなく、「こころの健康」と「社会の健康」が大切だと考えています。
近年、健康のために炭水化物を控える、副菜・主菜を先に食べ、主食は最後にして糖質の吸収を抑える(ベジタブルファースト)など、より健康的な食べ方を取り入れる人が増えています。また、動画レシピを参考に料理を作ったり、作った料理やレストランの食事をソーシャルメディアに投稿・シェアしたりと、食生活にプラスαの付加価値も求められています。
「からだに良い」ものだけでなく、「美味しさ」と「楽しさ」も満たされることで「豊かさ」を感じるなど、多くの方の食生活の価値観や意識が変化しつつあります。また、核家族化が言われて久しくなりますが、生活が豊かになるにつれ、人と人との絆を求める人も増えています。今、食生活を取り巻く環境は、大きく変化してきていると言えるでしょう。
私たちは次に挙げる事業や企業活動を通して、変化しつつある生活者の皆様の意識や価値観に応え、皆様のからだの健康、こころの健康、社会の健康に貢献するよう力を尽くしています。
「ハーブのお酒」では、これまで培ってきたハーブの知見を活かして、元気・美容・リラックスをコンセプトに、新たなお酒の価値を追求しています。
「エイジングケア」は、「食べる前のうるる酢Beauty」や「養命酒製造の黒酢」、「グミ×サプリ」などを発売。業界に先駆けて、老化の原因とも言われる糖化現象に注目し、産学連携で糖化を防ぐ商品の開発も進めています。
信州の豊かな自然に触れ、リラックスした時間を過ごしていただくために、駒ヶ根工場の敷地内を「養命酒健康の森」として整備し開放しています。また、諏訪湖畔にある「くらすわ」では、施設内イベントホールを地域交流の場として活用、地域社会との絆を深めています。
その他、自治体や企業とコラボレートし、健康セミナーやイベントを開催。ホームページや冊子などでその内容を発信しています。