養命酒ライフスタイルマガジン

研究員のウンチク

恋しいかな 直線道路

ここ信州でも例年にない暖かさ・・この異常気象を心配しつつ、寒冷地で寝起きしているライダーの私は、不謹慎ながらワクワクしてしまいます。早速、梅の花の匂いに誘われて、天竜川船下りで有名な天竜峡近辺までの2時間(チョイ乗り)コースに出掛けました。


矢筈トンネル入口と
バイク(Kawasaki GPZ 900cc)

山間部のワインディング(クネクネした道路)中心のルートですが、途中でふと直線道路が恋しくなり「三遠南信自動車道」の部分開通区間「矢筈トンネル」へ寄り道しました。飯田市側(喬木村)から遠山郷へと続く山道を走り、矢筈ダムを通り過ぎると突如高架道路が現れ、やがてトンネルへと続きます。


高架道路

何度来ても非常に違和感があります。通行料金は無料とはいえ部分的に開通してから10年以上もこのままでは、全線開通を疑いたくなります。ところで驚くべき点は、標高差が大きく急峻な地形の多い伊那谷の山間部に、なんと約4kmの直線道路があることです。昨年開通した権兵衛トンネルもいいですが、ここも隠れた名所だと思います。

成瀬 武広(養命酒中央研究所・総務担当)

ようやく冬眠から目覚めました。