生産環境研究員が語る養命酒(2)

中央研究所 主任研究員

鈴木 和重

現代科学の目で、養命酒の価値を高めたいですね

私は、薬理学的な実験や研究を担当しています。14種類の生薬を含む養命酒の、何が、どのように、人の体にとって効果があるのかを、実験などを通して調べています。もちろん、養命酒は長い間、多くの方に愛飲されて、効能効果も認知されています。しかし、科学技術も進歩していますので、すでに世に出ているからといって満足するのではなく、現代の科学の目で光を当てて、養命酒の価値を高めたいと考えています。また、生薬の新しい効果を探すことも、仕事の一つです。

生薬の純粋な成分を取り出したいと考えています

生薬は一つの成分ではないので、さまざまな作用の合わせ技になっています。だから、一般的には理解しにくい印象が強いかもしれません。そんな一つ一つの成分を純粋に取り出したい、と思っています。純粋な成分が将来的には薬品になる可能性もあるんですが、実は、混ざった状態にも独自の効果があったりするんですよね。なぜ、混ぜると効果が変わるのか。そこが西洋医学とは異なる、生薬の難しいところですね。その効果に対する裏付けを必ず求められますので。

技術の進歩に伴って、私たちの知識の向上も求められます

日々、技術は進歩しています。それに伴って、私たちの知識も進歩する必要があります。一つの分野を突き進むと、他の分野に近づいてしまうことがあります。その場合、その専門外の分野の知識を一定のレベルにまで引き上げる必要があります。そんなとき、いかについていけるかが決め手になります。必死に追いついていかないとダメですね。学会に論文を出して、有名な教授に「おもしろいねぇ、頑張って」と言われたりすると、励みになりますね(笑)。

飲んでいただければ、わかります

たくさんの人の手を使って、私たちは養命酒の素晴らしい点を引き出しています。これからもその時々の方法を使って引き出したいと思っています。造っている社員も真面目ですし、研究している社員も真面目です。そんな養命酒を飲んでいただくことで、皆さまの健康に寄与できればうれしいですね。飲んでいただければわかりますので。

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