東洋医学では、健康な体に必要な要素を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで表します。この3つは互いに影響しあい、全てのバランスが整ってはじめて健康が保たれると考えています。
「イライラタイプ」とは、生命エネルギーである「気(き)」の流れが滞っている体質のこと。気(き)が滞ることで、自律神経のバランスが乱れ、イライラしたり、急に気持ちが沈みこんだり、精神的に不安定な状態に陥りやすくなります。
また、自律神経が乱れると、血液の循環も連動して乱れやすくなるため、脳を巡る血行も悪化し、負の感情がさらに生まれやすくなります。
このタイプの方は、全身に栄養を届ける血の巡りを良くして、
自律神経のバランスを整えましょう。
足首を温めて
不眠を解消
自律神経が乱れると、寝つけないなどの睡眠障害につながりやすくなります。良質な睡眠を妨げる一番の原因は「冷え」。特に筋肉が少なく温まりにくい足首は、レッグウォーマーなどで保温を。冷えが強いときはレッグウォーマーの上からドライヤーで1分ほど、しっかり温めて。
ストレスと血行に効く
呼吸法
気候によるストレスを受けやすいので、どんよりした天気が続くと気分も落ち込みがちに。そこで実践したいのが深呼吸。「吸う」より「吐く」を意識することで副交感神経が優位になり、リラックスできるだけでなく、自然と呼吸が深くなって全身の血行も促されます。
不規則な生活は「気」の巡りを悪くします。朝寝坊や夜更かし、決まった時間に食事をしないなどの習慣は避け、規則正しい生活を心がけましょう。
エネルギー(気)が滞ることで、
自律神経のバランスが乱れる
自律神経の乱れが
血行不良を引き起こし心の冷えなどの症状を引き起こす
「薬用養命酒」で
血行を改善し
自律神経を整える
養命酒は、血行を促す生薬の薬効成分によって、血行を改善し、体の内側から温めます。体が温まることで、体本来の機能が高まり、さらに自律神経の乱れも整えていきます。さらに、養命酒に含まれるシナモンの香りには、心身をリラックスさせる効果もあります。また、服用を継続することで、冬のつらい不調を改善し、体の機能を高めて健康な体に導いていきます。
肉体疲労・
胃腸の不調を
改善します
第2類医薬品
【効能】次の場合の滋養強壮 冷え症・肉体疲労・食欲不振・血色不良・胃腸虚弱・虚弱体質・病中病後【用法・用量】成人:1回20mL 1日3回
食前又は就寝前に服用してください。
夜、お休み前に、養命酒を。少量のアルコール効果で心と体の緊張がほぐれ、あたたかく眠ることができます。
「気」や「血」を補い、
体の機能を高める生薬
人参 ニンジン
漢方薬の王様と呼ばれ「強壮剤」の代名詞的存在。胃腸の消化機能を活性化し、身体の活力を高め、疲労回復に効果がある。
淫羊藿 インヨウカク
強壮・強精作用で体力の衰弱に効果を現す。
肉蓯蓉 ニクジュヨウ
腸をなめらかにし、便通を整える。強壮の要薬としても知られる。
地黄 ジオウ
血を補い、体力をつける効果で知られる。強壮薬として虚弱体質などに用いられる。
杜仲 トチュウ
虚弱体質に効果的。体力をつけ、体を丈夫にする。
芍薬 シャクヤク
栄養状態を改善する。緊張を緩めて血流を促す作用がある。