インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が猛威をふるう冬。
自身の免疫力を高めることは、大事なセルフケアの1つです。
インフルエンザにかかったことのある全国の20歳以上の男女1000名に、
胃腸冷えの自覚や生活習慣に関するアンケート調査を行いました。
さらに、全国のリーダー・管理職の男女1000名にも、胃腸冷えと免疫力について調査。
胃腸冷えの思わぬ影響や、胃腸冷えに対して皆さんがどのような対策を講じているのかが見えてきました。
これまでインフルエンザに４回以上かかったことがある人に健康チェックを行ったところ、
女性は男性よりも、「胃腸の冷え」や「胃腸の働きが低下」、「腸内環境が悪化」という
胃腸関係の不調の割合が高くなっています。
インフルエンザに何度もかかる女性の多くは、“胃腸の不調”も抱えているようです。
自身の免疫力はどのくらいあると感じていますか？
アンケート調査では、自身の免疫力の高さを100点満点で聞きました。
その結果、平均は59.1点。男女別では、男性の平均が60.4点、女性が57.9点でした。
80点以上をつけたのは全体で1割程度でしたが、健康チェックの結果を見ると、
免疫力80点以上の人は、不調を感じる人は少ないことが分かります。
特に女性では、「胃腸の冷え」を感じている人は、わずか6.8％。
免疫力が高い人は、胃腸の不調とも縁遠いようです。
胃腸冷えを自覚しているリーダー・管理職に、仕事に関する状況や考えを聞いたところ、
ネガティブな項目で全体よりもポイントが高くなっています。
仕事にやりがいを感じない→やる気が出ない→上手くいかない→自信がなくなる→辞めたくなる、
といった負の連鎖に陥っている状況かもしれません。
胃腸冷えが、仕事にも悪影響を及ぼす可能性がうかがえます。
コラム
リーダー・管理職にプライベートの悩みを聞いたところ、
「恋人ができない」悩みをもっている人では28.4％、
「結婚ができない」では38.8％、
「夫婦関係が冷えている」では25.6％の人が胃腸冷えを感じているようです。
恋愛事情や夫婦関係の冷えは、胃腸をも冷やすのか？
あるいは胃腸が冷えていると、恋愛も夫婦関係も冷えやすくなるのでしょうか？
免疫力アップのために、何をしようと考えていますか？
アンケート調査からは、バランスのよい食事や質のよい睡眠をとり、ストレスを溜めないようにするなど、
正しい生活習慣を送ろうという意識がうかがえます。
「温かいもの・体を温めるものを食べるようにする・飲むようにする」は24.1％で、4人に1人の割合。
特に女性は36.4％と多く、内側から温めることの大切さを理解していることがうかがえます。
リーダー・管理職の人たちは、普段、体や胃腸を温めるためにどのようなことを行っているのでしょうか？
1位は、61.7％の割合で、「温かいものを食べる（鍋など）・飲む（ホットティーなど）」でした。
2位は「温かいお風呂にしっかり浸かる」で40.3％、
3位は「体を温めるものを食べる（しょうがやスパイスなど）・飲む（薬酒など）」で31.8％でした。
いずれも女性のリーダー・管理職のほうがポイントが高くなっています。
