主な症状

  • 2日以上も便が出ない
  • 便意はあるが便が出ない
  • 排便は毎日あるが、便が残っているような感じ(残便感)がある
  • 排便は毎日あるが、おなかが張ったような感じ(膨張感)がある など

主な原因

便秘はトイレに行くのを我慢することで便意がなくなってしまうなど、常習性の場合が多いようです。
大腸の弛緩や、腸壁のけいれんによってぜん動運動が弱くなったことでおこったり、排便の際に肛門括約筋がうまく開かないためにおこったりする場合もあります。
また、大腸に慢性腸炎や腸閉塞、がんなどの病気があって便秘になることもあります。

予防とケア

便秘を治すには、生活のリズムを整え、規則正しい食生活を送ることが大切です。朝食は特にきちんととり、朝食前に水や牛乳を飲むとさらに効果があります。食事は豆、イモ、野菜、海藻などなるべく繊維質の多いものをとるようにしましょう。
便意がなくても毎朝必ずトイレに行く習慣をつけることも大切です。また、適度な運動は腸の働きを活発にします。
便通をよくするために下剤を飲む人がいますが、常用していると、かえって腸の働きを弱めることもあるので注意してください。
なかなか治らないときは、ほかの病気が原因となっている場合もありますので受診しましょう。
養命酒は胃腸の働きをよくする効果があります。十分な栄養と規則正しい生活、適度な運動を心掛け、普段の生活に養命酒を取り入れてみましょう。