HOME > 研究員のウンチク > 【2007年2月号】諏訪大社 下社秋宮


「諏訪大社 下社秋宮」


1月7日に長女のお宮参りと初詣を兼ねて、諏訪大社下社秋宮を訪れました。前日からの大雪と吹雪で足元も悪く、ほとんど人もいないだろうと思っていましたが、予想以上に多くの人が参拝に来ていました。



鳥 居


諏訪大社は、諏訪湖の南側に鎮座する上社(本宮と前宮:諏訪市)および北側の下社(春宮と秋宮:下諏訪町)の4社から成ります。その歴史は大変古く、わが国最古の神社の一つに数えられ、「古事記」にも記載されています。御祭神は、上社には建御名方命(たけみなかたのみこと)、下社にはその妃神である八坂刀売命(やさかとめのみこと)と言われています。



幣拝殿


諏訪大社といえば、天下の大祭「御柱祭」が有名ですが、ここ下社秋宮には一番太くて大きい柱が建てられ、大変に見ごたえがあります。また、下社がある諏訪郡下諏訪町は、江戸時代に中仙道の温泉宿場町として栄えていました。

1月の信州は大変寒いのですが、諏訪大社への参拝と温泉で、心身ともに暖まってみてはいかがでしょうか。




■林 克彦(養命酒中央研究所・主任研究員)
兵庫県出身。生薬の成分などを研究しています。最近、子育ての大変さを思い知らされています。