HOME > 健康レシピ > 【2020年10月号】 イチジクと春菊のクルミ白和え

イチジクと春菊のクルミ白和え

夏疲れを癒す、粋な副菜


空気が乾いてくる秋は、口や鼻の粘膜が乾燥してウイルスが侵入しやすくなり、風邪などにかかりやすくなります。秋の養生には、乾燥によるダメージを受けやすい肺を潤す食材がおすすめです。イチジクと春菊は肺を潤すといわれ、クルミは肺を温めるといわれます。イチジクの甘味と春菊の苦味のコントラストが絶妙な白和えは、秋にぴったりの副菜です。



材料

 
材料(2人分)
イチジク 2個
春菊 1/2束
クルミ 30g
木綿豆腐 100g
きび砂糖 小さじ1
塩麹 小さじ2
薄口しょうゆ 小さじ1/4


作り方


1.イチジクは皮をむき、食べやすい大きさに切る。春菊は、塩を加えた熱湯で1分程度ゆでたら水に落とし、水気をよくしぼって、3cmの長さに切る。クルミは乾煎りし、飾り用(2~3粒)と和え衣用に分け、飾り用は1㎝ほどの大きさに砕く。豆腐は水切りをする。
2.春菊をボウルに入れ、薄口しょうゆで和える。
3.すり鉢で和え衣用のクルミを粒がなくなり油分が出るまでする。そこに水気をきった豆腐を加えてなめらかになるまですり、きび砂糖と塩麹を入れて和える。
4.2.の汁気を切り、3.に入れて和える。
5.器に1.のイチジクを盛り、4.をのせ、飾り用のクルミを散らせばできあがり。




レシピ監修 神田 美紀

薬膳料理研究家・フードコーディネーター。
大学卒業後、外食企業での現場経験後、フードコーディネーターアシスタントを経て、独立。現在は書籍・雑誌・企業・web等へのレシピ提案・メニュー監修・フードスタイリングなど幅広く活動中。“薬膳でカラダ整えごはん”を提唱し、体質や季節に合った身近な食材を、楽しく料理して食べることで、心も身体も健やかに美しくいられるレシピを研究、提案している。
著書『血流を上げて体の不調を改善する薬膳スープ&ドリンク』(マガジンランド)グルマン世界料理本大賞 健康栄養部門準グランプリ受賞。
https://miki-kanda.com/