HOME > 健康レシピ > 【2019年10月号】 ホタテと大根の炊き込みごはん

ホタテと大根の炊き込みごはん


新米で元気の「気」を養おう


薬膳では季節ごとに対応する食のテーマカラーがあり、秋のカラーは「白」です。大根は消化を助け、気のめぐりをよくする働きが期待できます。ホタテは体を潤し、口やのどの渇きを改善するのに役立つといわれています。秋は新米のおいしい季節なので、お米からしっかり元気の「気」を補いましょう。



材料

 
材料 (2人分)
1合
ホタテ缶詰
(ほぐし身)
80g(1缶)
大根 100g
万能ねぎ
(小口切り)
少々
大さじ1/2
小さじ1/4


作り方


1.米をといでざるにあげ、水気を切る。
2.大根の皮をむいてイチョウ切りにする。
3.炊飯器に1.と大根、ホタテ缶詰(汁ごと)、酒を入れ、1合の目盛りまで水を注いで炊く。
4.炊き上がったら少し蒸らし、味をみる。塩気が足りなければ塩をふりかけて混ぜ、器に盛って万能ねぎを飾る。




レシピ監修 料理家 明子〈akiko〉

2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。