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アジア風鶏の発酵ごはん


炊飯器で簡単に美味しく!


じめじめした梅雨の時期は、体が冷えやすく余分な湿気もたまりやすいもの。そんなときこそ、お腹の中から温めるといわれる鶏肉、生姜、にんにくの力を借りましょう。塩麹とナンプラーなどの発酵調味料を使うことで旨味が倍増し、炊飯器に材料を入れるだけで美味しく仕上がります。水分代謝やむくみ解消に役立つといわれるもやしと、気の巡りや食欲増進効果も期待できるパクチーの和え物を添えたらできあがりです。



材料

 
材料 (2人分)
白米 1.5合
鶏もも肉 250g
塩麹 小さじ2
ナンプラー 小さじ2
にんにく 1片
生姜 1片
粗挽き黒胡椒 少々
クコの実 少々
レモン(くし切り) お好みで適量
もやし 1/2袋
パクチー 20g
少々
大さじ1/2
ゴマ油 小さじ1
ポン酢しょうゆ 大さじ1

作り方


1.鶏もも肉は火が入りやすいよう包丁で格子状に切れ込みを入れ、全体に塩麹をもみこむ。
2.米を研いだら炊飯器に入れ、目盛まで水を注いだらナンプラーを加える。
3.2.に1.とスライスしたにんにくと千切りにした生姜をのせて炊く。
4.もやしは水洗いしてひげ根を取り除き、酢(大さじ1/2)と塩(少々、分量外)を入れた熱湯でさっと茹で、よく水切りする。
5.ボールに4.とざく切りにしたパクチー、ゴマ油、ポン酢しょうゆを加えてよく和える。
6.3.のごはんが炊けたら、鶏もも肉を取り出して食べやすい大きさに切る。
7.ごはんをさっくり混ぜて器に盛り、6.とぬるま湯で戻したクコの実をのせ、粗挽き黒胡椒をふって5.を添える。お好みで鶏もも肉にレモンを搾れば爽やかな風味に。




レシピ監修 料理家 明子〈akiko〉

2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。