HOME > 健康レシピ > 【2018年3月号】 鶏レバーと玉ねぎのおろしポン酢和え

鶏レバーと玉ねぎのおろしポン酢和え


レバーの新しい魅力発見!


春は血液の貯蔵や解毒に関わる五臓のひとつ肝がダメージを受けやすく、イライラや目の不調などが起こりやすいといわれています。薬膳では体の弱った部分と似ている食べ物を食べるとその機能を補ってくれるという「似類補類(にるいほるい)」という考えかたがあります。レバーは血を補って肝と腎の働きを高め、玉ねぎは気と血の停滞を緩和し、体内の巡りをスムーズにしてくれます。加熱したレバーのモサモサした食感が苦手な方も、ぜひお試しを! レバーの新しい魅力に気付く簡単おつまみです。






 
材料 (2人分)
鶏レバー 60g
(脂身を除く)
玉ねぎ 1/4個
大根 1cm程度
(輪切りにした場合)
小ねぎ 適量
ポン酢しょうゆ 適量
七味唐辛子 少々
(お好みで)

作り方


1.鶏レバーは一口大に切り、ボウルに入れさっと水洗いする。
2.鍋に湯をわかし、沸騰したところで 1. を加える。再びふつふつと煮立ったら、ふたをして火を止める。そのまま5分程度おき、全体に火が通ったらザルにあげ水気を切る。
3.玉ねぎは皮をむき、薄くスライスする。大根はおろし器でおろす。
4.器に玉ねぎと2. を盛ったら、大根おろしをのせる。食べる直前にポン酢しょうゆをかけ、小口切りにした小ねぎを飾り、お好みで七味唐辛子をふる。




レシピ:山根明子
調理師・国際薬膳師・フードコーディネーター。薬膳の考え方をベースにしたシンプルで体と心においしいレシピ作りをモットーに、雑誌や書籍を中心に活動。2015年から生まれ育った鳥取に帰り、現在は酒蔵で働きながら薬膳×発酵、食×酒の力でもっと人をワクワクさせる面白いことができないかと新境地を開拓中。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。