HOME > 健康レシピ > 【2014年10月号】 さつまいもとナツメのはちみつレモン煮

さつまいもとナツメのはちみつレモン煮


体を潤す秋の疲労回復おやつ


胃腸を丈夫にし、元気をつけてくれるさつまいもと、気血を補い、心身の疲れに効くナツメを、はちみつレモン煮にした甘酸っぱいおやつです。薬膳では、酸味と甘味を合わせて摂ると、潤いを意味する陰分が生じるという「甘酸化陰(かんさんかいん)」という考え方があります。乾燥が気になる秋のおやつタイムや夜食に、サッと作れて、潤い(陰)と元気をたっぷり養える薬膳スイーツをどうぞ。






 
材料(2人分)
さつまいも 1本(270g程度)
ナツメ 30g
レモン果汁 大さじ2
レモンスライス 5枚
はちみつ 大さじ3

作り方


1.さつまいもは皮付きのまま、8mm厚さの輪切りにし、軽く水にさらす。 step01
2.レモンはよく洗い、3mm厚さの輪切りにし、残りで果汁を用意しておく。 step02
3.鍋にさつまいもとナツメを入れ、ひたひたになるくらいの水を加えて蓋をし、初めは強火にかけ煮立ったら中火で5分ほど煮る。 step03
4.表面に浮いたアクをお玉ですくいとり、はちみつを加え、弱火でさつまいもに火が通るまで10分ほど煮たら、レモン果汁とレモンスライスをのせ、火を止める。 step04
5.30分ほどそのままにして、味がしみこんだら器に盛れば完成。




レシピ:鳥海明子
国際薬膳師・調理師。日々の暮らしのなかで実践できる養生の場として「鳥の巣」を主宰。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵 女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)を上梓。