HOME > 健康レシピ > 【2012年4月号】 ナンプラー仕立ての納豆たくあんピラフ
発酵食品の代表選手「納豆」「たくあん」と、タイの魚醤「ナンプラー」を使ってピラフを作りましょう。発酵と発酵、ニオイとニオイの足し算ですが、意外に合うのは同じアジアの国だからでしょうか?
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1.米は洗って水を切り、15分以上おく。 | |
2.玉ネギ、たくあんはみじん切り、ミニトマトは1/2に、パプリカは一口大に切る。 | |
3.フライパンを熱し玉ねぎを弱火〜中火で炒め、透明感が出たら中火にして納豆を入れ炒め合わせる。 | |
4.米を加えてさらに炒め、米に透明感が出てきたら、水とナンプラーを加える。 | |
5.トマトとパプリカを入れ、火を強めて蓋をする。 | |
6.沸騰して2分たったら火を弱め、水気がなくなるまで炊く。 | |
7.火を止めて5分蒸らし、塩・こしょうで味を調え皿に盛る。 | |
8.チャイブなど好みのハーブとレモンを添える。 |
タイを代表する調味料で、最近はスーパーでも気軽に買えるようになりました。醤油が大豆を発酵させるように、ナンプラーは魚を発酵させて作る魚醤です。タイ語で「ナーム」は水、「プラー」は魚を意味します。独特の臭みがありますが、多くのアミノ酸を含んでいる分、濃厚なうまみがあります。ベトナムの「ニョクマム」にも似た風味。日本にも「しょっつる」や「いしり(いしる)」という魚醤があります。
具材やスープのうまみを、お米にたっぷり吸わせるピラフ。炊飯器にお任せすれば簡単なのですが、納豆とナンプラーのにおいが気になる人もいるでしょう。そこで、フライパンを使いました。フライパンにふたがない場合は、厚手の鍋で代用してください。もうひとつ日本の発酵食「たくあん」を刻んで、食感や風味を加えます。野菜は、なんでもOK。食べる直前にレモンをぎゅっと絞って、タイ風の仕上げにしましょう。