HOME > 健康レシピ > 【2012年2月号】 ネギネギもんじゃ

たまにはこんな”変わりダネ”はいかが? ネギネギもんじゃ


寒い時期の風邪予防食材!


一年で一番寒いこの季節。寒くなるとおいしくなるネギは、風邪の予防にいい食材です。東京の下町でおなじみの「もんじゃ」にネギをたっぷり入れてみんなで囲んで焼けば、楽しく風邪予防ができそうですね。


   
長ネギ
(細めのもの)
1本
玉ネギ 1/4個
小麦粉 30g
ウスターソース 大さじ1
200cc
あげ玉 大さじ1〜2
(お好みで)
小エビ 大さじ1〜2
(お好みで)
さきいか 適宜
適宜

作り方


1.長ネギは小口切り、玉ネギはみじん切り、さきいかは食べやすい大きさに切る。
2.小麦粉、ウスターソース、水をよく混ぜ、(1)とあげ玉、小エビを加えてサッと混ぜる。 step02
3.ホットプレートは200度に熱して油をひく。
4.(2)の具材だけをホットプレートをに流し込み、炒める。 step04
5.少し固まってきたら、ドーナツ状にして土手を作り、半量の生地を流し込む。 step05
6.生地がグツグツしてきたら、全体を混ぜて再び土手を作る。
7.残りの生地を流し入れ、グツグツしたら全体を混ぜて薄く広げる。
8.端が固まって焦げ目がついたら、少しずつはがすようにして食べる。


食材のお話:ネギ

におい成分が風邪を予防

焼きネギ湿布やネギ湯など、ネギの薬効は昔から注目されています。ネギ独特の香り成分「硫化アリル」は、汗腺を刺激します。汗を出すことで熱を下げることができるほか、血行をよくして身体を温めるので風邪の予防に効果的。また、ビタミンCや、緑の葉の部分に含まれるベータカロテンは、のどや鼻の粘膜を丈夫にする役割もあり、風邪のウイルスに感染しにくい体内環境を作ります。冬に甘みが増しておいしくなるネギを、どんどん食べて風邪を撃退しましょう。


料理のお話:キャベツをWネギに替えて

東京下町の味をアレンジ

長ネギと玉ネギ。ふたつの「ネギ」を、キャベツの代わりにたっぷり入れたもんじゃ焼き。あげ玉や小エビ、さきいかのほか、味付けのウスターソースなど、もんじゃ定番の食材はそのままです。お好み焼きのように固まらないので、少しずつはがすように食べるのがもんじゃの楽しみ方。ホットプレートを囲んで熱々のもんじゃを頬張れば、身体もポカポカ。風邪もどこかに飛んで行ってしまいそうです。