HOME > 健康レシピ > 【2008年7月号】ラムのハーブオイル焼き
|
1.ローズマリー、タイムは1〜2cmの長さに切る。レモン汁は半分に分けておく。 2.オリーブオイル、レモン汁の半分、にんにくのすりおろし、塩、切ったハーブを合わせてマリネ液を作る。 3.ラムチョップをつけこみ、30分以上置く。 4.じゃがいもを皮ごと大きめの一口大に切る。 5.オーブンの天板にオーブンシートを敷き、3のラムと4のじゃがいもを並べる。 6.200度に温めたオーブンで20分、こんがりするまで焼く。 7.仕上げに残りのレモン汁とこしょうをふる。 |
ローズマリーやセージ、タイムなどの香り高いハーブは、クセのある食材の臭いを消すのに活躍します。さわやかな香りをプラスするので、とくに肉料理との相性バツグン。オイルやバターに漬け込んで香りを移したり、刻んで混ぜたりと、さまざまな使い方で楽しめます。独特の香りがあるラム肉にハーブを加えて、ちょっとごちそうに仕上げましょう。
羊の肉のうち、生後1年未満の子羊の肉をラムと呼んでいます。大人の羊、マトンに比べてやわらかいのが特徴です。羊の肉は、コレステロールが低いことで知られています。含有量は100g中50mg。これは魚と同じぐらい。脂肪の溶ける温度は44℃とほかの肉より高いため、吸収されにくいというのも、脂を気にする人にはポイントになっているようです。最近注目されたのが、「カルチニン」という成分。これは、体の中の脂肪を燃焼させる働きがあるといわれていて、このことが知られるようになって、女性からの人気が上昇しています。美肌に欠かせない、ビタミンB群も豊富。まさにヘルシーなお肉といえます。
今回使ったのは、骨付きの「ラムチョップ」。ハーブを入れたマリネ液を作り、それにラム肉を漬け込んでおきましょう。こうすることで、独特の臭みを和らげ、オイルの作用でお肉もやわらかく。あとは、オーブンに入れて焼くだけ。オーブン料理は、付け合せも一緒にできることが長所。今回はジャガイモを皮付きのまま一緒に焼きました。ハーブの香りがほんのり移って、ホクホクしたじゃがいもが、ひと味違ったおしゃれな風味に仕上がります。ラム肉は、こんがりするまで焼くのがおすすめ。また、バーベキューなどのアウトドアにもぴったり。密閉できる容器にマリネ液とラム肉をいれて持って行けば、現地に到着するころには、マリネ液がなじんでいるはずです。